[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[6,2,4] > 12 #2 (3D6) > 9[2,6,1] > 9 #3 (3D6) > 10[2,6,2] > 10 #4 (3D6) > 11[5,4,2] > 11 #5 (3D6) > 10[4,3,3] > 10

[雑談] system : [ 大野 ツクヨ ] HP : 9 → 5

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] 大野 ツクヨ : 教え、ます……!

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 大野 ツクヨ : しっ……出港です……!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなたは硬い物の上で目を覚ました。近くで誰かの吐息が聞こえる。僅かに地面がうごめいた。

[メイン] GM : はっとして体を起こしたあなたは、腹に鈍い痛みを感じる。触れれば、生暖かい血液。すぅ、すぅ、と音がする地面に目を向ける。そこには黄土色になった人の顔があった。その下にも、人、人、人。血を流して喘ぐ、意識を失った人々の上で、あなたは眠っていた。SANc(1/1d4)

[メイン] 大野 ツクヨ : (ん…………あれ、私……いつの間に、眠って……)

[メイン] 大野 ツクヨ : ………………!?!!?

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=45 (1D100<=45) > 99 > 致命的失敗

[メイン] 大野 ツクヨ : 1d4 (1D4) > 2

[メイン] system : [ 大野 ツクヨ ] SAN : 45 → 43

[メイン] 大野 ツクヨ : 「なっ……えっ、これは……ごめんなさい……!すぐ、どきますので……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 転げ落ちるように人々の上から降りようとしながら、痛みに気付いて自身の腹部を確認します……!

[メイン] GM : 刺し傷がありますね
そこから血が流れているようです

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………っ!?」

[メイン] 大野 ツクヨ : (……と、とにかく、誰か……無事な人は……!?)

[メイン] 大野 ツクヨ : きょろきょろと怯えるように周囲を確認します……

[メイン] GM : あなたが周囲を見回すと、呻くような声を耳にする。人の山の上で、中高生くらいの少女が体を起こし、頭を押さえている。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……あ……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……えっと、その……大丈夫、ですか……!?……いや、そんな様子で大丈夫、なんて……ごめんなさい……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 声をかけてきたツクヨの方を睨むように見て

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私は、大丈夫」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ここは、公民館……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あの、あそこの私の荷物をとってもらえないか……えっと、みかんのキーホルダーがついてるやつだ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……こ、公民館……ですか…………あっ、はいっ!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 先程と同じようにきょろきょろと見回し、目についた荷物に手を伸ばします……!

[メイン] GM : 探索者が自分の持ち物を探すなら、部屋の一角に何人もの荷物が寄せられていることに気がつくだろう。残念ながら、電化製品は全て電池切れで使えない。

[メイン] GM : その荷物の近くにみかんのキーホルダーが付いた鞄もありますね

[メイン] 大野 ツクヨ : (……これのこと、でしょうか……)
ついでに……他の荷物も、簡単に確認しておきましょう……

[メイン] GM : 置いてある荷物は電池が切れたスマホや、タオルなどの日用品などですね

[メイン] 大野 ツクヨ : (……こっちは、あちらの皆さんの、荷物……?)
そのままみかんのキーホルダーがついた荷物を少女に渡しますね……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「それだ。どうもありがとう」
「………っ!?」
鞄を受け取り、ツクヨの赤く染まった腹部を見てぎょっとする。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「もしかして、怪我してるのか?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!……え、あ……えっと……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……いえ、その……私、ドジなので……たぶん……どこかに引っ掛けちゃったんだと、思います……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 軽く脇腹を抑えます……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ひっかけたって…」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ちょっと見せてもらっていいか?」

[メイン] 神崎蜜柑 : そう言って、ツクヨの腹部に手を伸ばそうとする。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「あ……」
ううん……無理に抵抗はせずその様子を見せますね……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「………」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「これ、どう見たってひっかけたって傷じゃないじゃない」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「少し痛いかもしれないけど、ガマンして」

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d100<=60 応急処置 (1D100<=60) > 44 > 成功

[メイン] GM : 1d3回復

[メイン] 大野 ツクヨ : 「ひゃっ……!?……あ、ありがとう、ございます……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ 大野 ツクヨ ] HP : 5 → 6

[メイン] 神崎蜜柑 : 鞄から傷薬や包帯を取りだし、ツクヨの腹部の傷を処置する。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「本で読んだだけだから見よう見まねだけど、一応これで大丈夫だと思う」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………いえ……!……だいぶ、マシになりました……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 再度ぺこり、と首でお辞儀をして
「…………その……ここ、どこなんでしょうか……それと、あなたは……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「それなら良かった」
ホッとした顔を見せる。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私は神崎蜜柑。ここは普段から私が通ってる公民館のはず」
キョロキョロと周りを見回し、うんうんとうなずく。

[メイン] 大野 ツクヨ : ははぁ……と声を漏らして再度周囲を確認します……
私の記憶にこの公民館の覚えはあるでしょうか……?

[メイン] GM : あなたがここに来るまでの経緯を思い出そうとすれば、頭痛を伴い、自分が休暇で訪れていた山間の観光地で、突然何者かに襲われたことを思い出す。

[メイン] 大野 ツクヨ : (……っ…………ああ、そうでした……確か……)

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの様子を見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あなた、見ない顔だけど、この辺の住人じゃないよね?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……は、はい……!えっと……大野ツクヨ、です……この辺の住人……かどうかは、分かりませんが……少なくとも、ここには、見覚えがない……はずだと、思います……」

[メイン] 神崎蜜柑 : ふむふむとうなずく。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………確か、今日は……〇〇市の山の方に、忍じゅ……いえ、観光に来ていて……それで、誰かに……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「なるほど。観光でなら初めて見る顔のはずだ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 記憶をひとつずつ紡ぐようにぽつりぽつりと説明します。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私は夜までこの公民館にいたんだけど、誰かに背後から殴られて、気がついたら…って感じで」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「なるほど…………えっ、夜まで……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。勉強したり本を読んだり色々とね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「ははぁ……」
蜜柑さん、勉強熱心な方、なんですね……

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はっ……えっ、えっと……蜜柑さんも、誰かに、襲われて……!?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 照らし合わせるように、大量の気絶した人影を確認します。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…その様子だと、あなたも?」

[メイン] 大野 ツクヨ : こくり、頷きます。

[メイン] GM : 積まれた人々は刺し傷や人の重さで潰され、もう助からない人々だらけだと分かるだろう。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「………………っ……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 私も、もしかしたら、ああなって……いえ、もしかしたら、私のせいで、ああなった人も……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「……。利用者の人だね。見たことある顔がある」
ツクヨと同じく積まれた人を見ながら。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……。…………う……誰が、なんのために、こんなことを……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…わからない」
首を左右に振る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……その……とにかく……このまま、ここにいても……なおさら、危険かも、しれませんよね……」
「……その、蜜柑さん…………よければ、案内を、お願い……できるでしょうか?」

[メイン] 大野 ツクヨ : …………警察や先生、部長に連絡しようと先程スマホを確認しましたが……間の悪いことに全て電池切れのようでした。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私も1人で動き回るのは不安だったから、あなたが一緒に来てくれるなら心強いよ」
「ここは2階の集会室だと思うから、1階に降りて玄関に行けば出られると思う」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……全員は無理でも、少しでも助けられる見込みがあるなら……
それに、自分だって……助かるって、決まったわけじゃ、ありませんから……

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!……はいっ!」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの返事にコクリと頷く。

[メイン] GM : 部屋を出るなら<幸運>を振って下さい

[メイン] 大野 ツクヨ : ……!?!?

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 63 > 失敗

[メイン] 大野 ツクヨ : 🌈

[メイン] GM : 部屋を出ようと扉を開けると、その先に3人の男がいることがわかります

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 0 → 10

[メイン] 大野 ツクヨ : (………………!)

[メイン] 大野 ツクヨ : ……向こうは、こちらの様子に、気付いている……でしょうか……?

[メイン] GM : 気づいていませんね

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………)
(……少し、様子を見ましょう……部長も、『忍者とは耐え忍ぶもの!』とか、言っていましたし……)

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨのほうを見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 「どうかした?」
コソコソと話しかける。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……」
「……男性の人影……恐らく、三人……」

[メイン] 大野 ツクヨ : そっと扉を引きながら小さく応じます。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…!」
息を呑む。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私たちを襲った連中かもしれない」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……こくん。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……もう少し、待ってみましょう……下手に見つかると、多勢に無勢……ですし……」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの提案にうなずく。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……では、見えないように隠れつつ、廊下の様子を伺いながら時を待ちます……

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 10 → 20

[メイン] GM : 男たちは去って行きました

[メイン] 大野 ツクヨ : (……ふぅ)

[メイン] 大野 ツクヨ : 慎重に扉を開け、周囲を観察しながら蜜柑さんに玄関まで案内をお願いします……

[メイン] 神崎蜜柑 : うなずき、ツクヨを連れて玄関まで向かう。

[メイン] GM : ・玄関
自動ドアは開かない。ブレーカーが落ちているわけでもない。何か重く硬いもので叩き壊すことは可能だが……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…開かない」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ここだけ停電してるのかな?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………いえ、そんなこと……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 玄関の様子を確認しましょう……
ついでに、出られそうな窓なんかもないか、と……前みたいに、つまってしまわないようにしないと……ですが。

[メイン] GM : 描写したとおりですね
何故か開かなくなっています
窓などはないようです

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。……ここの他に、出入口などは……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ここ以外だと体育館にあったと思うけど…」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」
「……では、そちらを……!……今なら、人の気配も少なそう……ですし……」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……部長なら、無理矢理に打ち破るかもしれませんが……
……まあ、最終手段に、入れておきましょうか……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。わかった。こっちだよ」
体育館の方を指さし、歩き出そうとする。

[メイン] GM : <幸運>どうぞ

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 20 → 30

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 35 > 成功

[メイン] 大野 ツクヨ : (ふぅ……心臓に、悪い……)

[メイン] GM : 誰にも見つかることなく体育館へ向かいます

[メイン] GM : ・体育館
廊下を渡った先、明かりの灯った体育館がある。
誰もおらず、外へ繋がる扉は玄関同様に閉ざされている。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………う……ここも、ですか……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…困ったな」

[メイン] 神崎蜜柑 : どうしよう、と呟いたあと

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あっ、事務員さんなら、鍵を持っているかも」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……なるほど……!」
「……そういえば、さっき玄関の周りに……あれが、事務室……でしょうか」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨにコクリと頷く。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「でも、さっきチラッと見たとき、開いてないみたいだった」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」
……そうですね……このような状況、もし……事務員の方がいるとしたら、とっくに連絡が届いていてもおかしくないはず、ですし……

[メイン] 神崎蜜柑 : 「事務員さんもどこかに隠れてるといいんだけど」
そう言いつつも表情はどこか諦め気味で。

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………確かに、探索を続けていれば、もしかしたら……事務員さんや他の出口も、見つかるかも、しれない……)
(…………でも、それだけ……誰かに見つかってしまう、かも……)

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫?お腹、まだ痛む?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!……あっ、いえ……大丈夫、です!」
空元気を示すように大袈裟に身振りを示します。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…それならいいけど」
「辛いならいつでも言って」
ツクヨの様子を見て安心しつつも、心配な様子で。

[メイン] 大野 ツクヨ : 軽い笑みを送りつつ。
「…………ありがとう、ございます。……蜜柑さんも、同じ……大変な状況なのに、私のこと、心配していただいて……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私はちょっと頭が痛いくらいだから」
そっちの方が大変でしょ。とツクヨの腹部を見ながら。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「こういうときは助け合わないと」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………蜜柑、さん……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私は、あなたが一緒にいてくれるだけで心強いから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい。こんな私でも、お役に、立てるのなら……」
「…………私は、私のことを心強いと褒めてくれる人が近くにいて……とっても、心強い……です!」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの言葉を聞き、安心したような表情をする。

[メイン] 大野 ツクヨ : 言い出した弾みで、ぎゅ、と蜜柑さんの手を握ります。

[メイン] 神崎蜜柑 : 一瞬ビクッとするが、そのまま黙って手を握られ続ける。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………あ……!……えっと、その……これは……!……ごめんなさい、調子に乗って……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…あなたの手、温かいんだね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 握られた手の温度を確認するように呟く。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「手を握られるのなんて久しぶりだから、ちょっと驚いたけど」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あ、謝らなくても大丈夫!全然いやじゃないから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………は、はいっ……」
……手だけじゃなく、顔の先まで温かみを帯びてきているのがわかります。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「こうやってると、なんだか安心する…気がする」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……。」
「…………はい。……私も」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…だよね」
ぎゅっと、少し力を入れる。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……なんだか、抱えていた焦りの波……のようなものが、徐々に穏やかに鎮まっていくような感覚を覚えます。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……ゆっくりと、その力に合わせて……こちらも応答を返します。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「実はずっと怖かったんだけど、なんだかどこかに飛んでいっちゃった」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「絶対に生きて帰ろうね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 蜜柑さんのふと溢した気持ちに、逆に安心感を覚えながら。

[メイン] 大野 ツクヨ : 目の奥を見つめ、力強く頷きます。
「はい。……約束、です」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。約束」
ツクヨと同様に、強くうなずく。

[メイン] 大野 ツクヨ : …………。……それなら、もう……ためらっては、いられませんよね……!

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………あの!…………正直……少し、危険かも……しれませんが……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん」
うなずいて、言葉の続きを待つ。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………蜜柑さんが良ければ……ですが、もう少し……他の部屋も、見てみましょう。」
「……蜜柑さんの言う通り、他に私たちの味方が、隠れているかもしれませんし……少なくとも、ここでこのまま、見つかるのを待つよりは。」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……とは言っても、私……ここの間取りまで、全然知らないんですが……と続ける。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「そうだね。…それなら、私がいつも使ってる図書室はどうかな?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「広いし、隠れる場所も多いと思う」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!……はい!」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの返事を確認して、こっちだよと手を引いて連れていこうとする。

[メイン] GM : <幸運>どうぞ

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 30 → 40

[メイン] 大野 ツクヨ : …………
……温かくて、安心します……蜜柑さんの手も。

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 84 > 失敗

[メイン] 大野 ツクヨ : 🌈

[メイン] GM : 廊下を渡った先のラウンジ(1階の何も無い場所)に、3人の人影がいることがわかります

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………!)

[メイン] 神崎蜜柑 : ラウンジに入る前に足を止める。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさん、向こうに…」
人影の方を指さす。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!……はい。先程と同じ……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…どうしよっか?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」
慎重に考えを巡らせて。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……この廊下、一本道で……先は見通しのいい体育館……でした。」
「……万が一、気まぐれでも……誰かがこちらに向かってきたら……」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……当然、隠れられるものはなく……その先はデッドエンド、です。

[メイン] 神崎蜜柑 : コクコクと、ツクヨにうなずく。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…見つかってしまう」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……はい。」
少し表情を険しくして

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………忍ぶ者とて、危険を冒さねば……通れない道もあります。」
ぎゅう、と引かれた手を握り直して……慎重に様子を探り、物陰の合間に隠れます。

[メイン] 神崎蜜柑 : 握られた手のその強さで、ツクヨの気持ちを察する。

[メイン] 神崎蜜柑 : コクリと頷く。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……では……変装(木)で観葉植物の影を縫います……!

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=75 変装(木) (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 大野 ツクヨ : !?

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの影に隠れ、男たちが通り過ぎるのを待つ。

[メイン] GM : あなた達に気づくことなく、男たちは体育館の方へ向かっていきました

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………!!!)

[メイン] GM : その際に、ビラを落としていきますね

[メイン] 神崎蜜柑 : 「すっごい。あの人たち全然気づいてなかったよ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「は、はい…………よかった、です……えへへ……」

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………う……本当に、よかった……もし、あのまま、体育館に……!!)

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あなたがいてくれて本当に良かったよ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい。……助け合い……ですから。」
少し明るい笑みを返す

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……それに、蜜柑さんの案内で、図書館も…………あれ?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…うん?どうかした?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 道筋に落ちているビラに気付き、ふと手に取ります。

[メイン] GM : そのビラには以下の内容が書いてあります

[メイン] GM : ・計画について:
本日3時頃、体育館にて「カグツチ様」招来の儀式を行う。本日11時に召喚者の待機場所(和室2)に集合し、12時以降、指定された者は体育館にて儀式の準備を、その他の者は徘徊し、生存者がいれば即刻殺害せよ。数年前の過ちを繰り返さぬように。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………??」
周囲を一応警戒しつつ、蜜柑さんにも見えるように広げます。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「これは…」
ツクヨが広げたビラを読む。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………かぐつちさま……?……それに、即刻殺害……って……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…『カグツチ様』ってあれのこと、だよね」
ぽつりと呟く。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……さっき、体育館に向かった男性は、この儀式のために……
「…………えっ……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………な、何か知ってる……ん、ですか……!!?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。噂みたいなものなんだけど」

[メイン] 大野 ツクヨ : 頷く。

[メイン] 神崎蜜柑 : 名はCthugha。またの名を「カグツチ様」。理性を持つ狂気に陥った炎。フォーマルハウト星が最も輝く夜に召喚することができる。招来すると、炎の精と呼ばれる仲間を伴い、世界を思うがままに燃やし尽くす。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…こんな感じなんだけど」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………う……そんな、めちゃくちゃな……」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨにうなずく。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私もこんなこと信じられないけど、もし本当だったら…」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………この公民館どころか、世界中の人たちが……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : コクコクと頷く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………っ……」
今にもパニックになりそうな心も、一緒にいる蜜柑さんの存在がぐっと堪えさせてくれます。

[メイン] 大野 ツクヨ : すぅ、はぁ。
「…………儀式、とか、召喚、とか、書いてますよね…………もし、これを失敗に終わらせることができれば…………あ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………『数年前の過ちを繰り返さぬように』……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ごめんなさい。それについてはわからない」
ふるふると、左右に首を振る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………いえ。それだけでもわかれば……十分、です。……私たちが本当に、やらなきゃいけないこと……が、わかりましたから」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫?無理してない?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「怖いなら、逃げてもいいんだよ?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私だって、そうするし」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」
「…………逃げる……とは、どこへ……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…わからないけど、どこか安全な場所」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「だって、止めるのだって危険だよ?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「死んじゃうかもしれないし」

[メイン] 神崎蜜柑 : 血の滲んだツクヨの腹部を見る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………っ……」

[メイン] 大野 ツクヨ : "死"がすぐそばにいることを、傷口がズキズキと主張します。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「………………。……それでも、です。」

[メイン] 神崎蜜柑 : じっと、ツクヨの瞳を覗き込む。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………私だって、怖いです。……怖くて、怖くて、全て投げ出してしまいそう……な、ほど」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………でも、それじゃあ……ダメ、なんです。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………『カグツチ様』が、本当に世界を燃やし尽くしてしまうのなら……私たちに、逃げ場所なんて、ありませんし……」

[メイン] 大野 ツクヨ : ひとつずつ、確認するように息を継ぐ。

[メイン] 神崎蜜柑 : 黙って話を聞き続ける。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………ならば、恐怖から逃げて……大人しく、死を待つ他にない、のでしょうか。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………それだけは、できません。……だって……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………『立派な忍者は、一度交わした約束は、必ず守る』──」
「……私の最も大切な、信条のひとつ……ですから。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 言葉を切る。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「約束…」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…そうだった。一緒に生きて帰ろうって約束してたんだったね」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ごめんね。試すようなこと聞いちゃって」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私、あなたには絶対に生きて欲しかったから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「なんかスケールが大きすぎて、それなら逃げてもいいかな。なんて弱気になっちゃってた」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「でも、そうだね」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「約束したんだった。生きなきゃ、だよね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……必ず、生きて帰りましょう。……一緒に」

[メイン] 神崎蜜柑 : コクリと、強くうなずく。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「それじゃ、止めるための方法を探さないとだね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 頷きを返す。
「…………。……もし、数年前に"失敗"があったのなら……もしかしたら、当時の記事か何か……残っているかも、しれません」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。図書室になにか情報があるかもしれない。急ごう」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「はい……っ!」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの手を引き、図書室へ向かう。

[メイン] GM : ・図書室
学生向けの図書室で、勉強できる教科書なども置いてある。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……では、手筈通り協力して何か関連する資料がないか探しましょう!

[メイン] GM : ではツクヨは狂信者達についての情報を見つけます。

[メイン] GM : ・狂信者達について:
新興宗教団体であり、名前もあまり知られていない。自称「カグツチ様」を崇める団体であり、拝火教とも呼ばれるゾロアスター教にもルーツを持つようだ。カグツチ様に魂と正気を捧げることで、暗い世の中に明るい火が灯るよう祈っている。

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………説得は、難しそう……ですね……)

[メイン] 神崎蜜柑 : 「こっちにはめぼしい情報はなかったよ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……あ、こちらからは……核心に迫るものでは、ありませんが……」
資料を蜜柑さんにお見せします。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ん」
ツクヨが見つけた情報を見る。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…じゃあ、あの人たちはいわゆる狂信者って人たちなんだね」

[メイン] 大野 ツクヨ : こくり。

[メイン] 神崎蜜柑 : そうだよね。狂ってなければあんなに人を…。小さくそう呟く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」
「…………最初の部屋の……その、人たちの……ことでしょうか。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。その人たちもだけど」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさんを傷つけたのもあの人たちなんだよね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…なおさら、見つからないようにしないと、だね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ありがとう、ございます。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ううん。お礼を言うのはこっちの方だよ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさんが気をつけてくれてるから、なんとか見つからずに済んでるんだし」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………いえ。…………実は、私。小さい時から、背が高いのが悩みで。……よく、馬鹿にされたり……して」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……でも、それが……こうして、見回したりする役に立っているなら……私は、嬉しい……です。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……蜜柑さんは、人のいいところを見つけるのが……上手ですね。」
「……おかげで、私なんかでも……もっと頑張らなきゃ……って、思えます。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…そうだったんだ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ごめんね。最初にあなたと会ったとき、私、あなたのことを睨んだでしょ?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………あ。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私の目つきが悪いのもあるんだけど、あなたの背が高いのを見て、ちょっと警戒しちゃって」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…それと、私も、学校でいじめられたりしてたから、その、他人が苦手で」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「言葉遣いもとげとげしかったよね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「えっ……いじめられてた、って……」
「私ならともかく……蜜柑さんみたいな、こんなに素敵な人が……ですか……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。公民館で勉強してるって言ったでしょ?それが理由なんだ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……いえ。私はあまり、自分に自信が持てない方なので……なんというか、頼もしくて……心強かったです。……あ、もちろん今だって心強いですが」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。……そんな、理由が……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私も一緒にいてもらってとても心強いよ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさん。かわいいし優しいから、もっと自信持っても大丈夫だと思うよ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「こんな私にだって優しくしてくれるんだし」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……えっ、わ……あ、ありがとう……ございます……っ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」
「……決めました」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……絶対、生きて帰るって約束。……ひとつ、付け足しましょう。」
「……絶対、生きて帰ったら……その、お出かけ、しませんか?……二人で。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ダメだよ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「その前に、しっかりお腹を治さないと、ね?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………あ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「そうじゃないと、楽しめるものも楽しめないからね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 少し気恥ずかしそうに傷を隠します。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……そのまま、くすり……と笑います。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい。……では、そのときに備えて……今から時間を貯めておきましょうか」

[メイン] 大野 ツクヨ : ぱたん、と本を閉じ、図書室の入り口に向かってすくり立ちます。

[メイン] 神崎蜜柑 : コクリと頷き、ツクヨの後に続く。

[メイン] GM : <幸運>どうぞ

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 25 > 成功

[メイン] GM : 誰も通りかかりませんね

[メイン] 大野 ツクヨ : (ふぅぅ……)

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの後ろからひょっこり顔を出して

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫そうだね」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……はい。……一応、急に現れた時のために……慎重に、進みますね」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。私も気をつける」

[雑談] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 40 → 50

[メイン] 神崎蜜柑 : 図書室から出て、あ…。と呟く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「へっ……あの、えっと……どうしました……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あ、うん。今思い出したんだけど、事務員さんはたまに和室でお茶を飲んでる姿を見たことがあって」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「隠れてるならそこにいるかも」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……なるほど、です。もし、助けられる人が増えるなら……それに、安全が確保できれば……隣のくだんの和室の様子も探れるかもしれません。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ナイスアイデア、です、蜜柑さん……!」
階段の方へ方向転換し、足を進める。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん。生きてるのなら、助けたいからね」

[メイン] 神崎蜜柑 : 和室はこっちだよと警戒しながら階段を上がる。

[メイン] GM : ・和室2
鍵がかかっている。

[メイン] 大野 ツクヨ : (…………鍵……すでに体育館に集結した後なのか、あるいは邪魔されないよう内側から閉ざしているのか……)

[メイン] 神崎蜜柑 : 「事務員さんなら、ここの鍵も持ってるかもしれない」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 僅かな期待を残し、慎重に和室1のドアに手をかけます。

[メイン] GM : ・和室1
ごく普通のありふれた和室。部屋の中では職員らしき人が血を流して倒れている。SANc(0/1d3)

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d100<=75 (1D100<=75) > 3 > 成功

[メイン] 大野 ツクヨ :

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=53 SAN (1D100<=53) > 7 > スペシャル

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あ…」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「事務員さんだ…」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「………」

[メイン] 神崎蜜柑 : しばらく黙っていたが、手を合わせ冥福を祈る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「っ……」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……少しの間言葉を失っていましたが、やがて静かにそれに倣います。

[メイン] 神崎蜜柑 : 座り込み、死体を調べる。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…鍵、見つけた」

[メイン] 神崎蜜柑 : 事務室の鍵をツクヨに手渡す。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」
「…………あ、の……」

[メイン] 神崎蜜柑 : そのままツクヨの方を見上げる。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」

[メイン] 神崎蜜柑 : 生きてるかもって期待させてしまったのが、ばつが悪かった。

[メイン] 神崎蜜柑 : だから何も言えなかった。

[メイン] 大野 ツクヨ : …………。
私にとっては今日初めて会った人でも、蜜柑さんにとっては……

[メイン] 大野 ツクヨ : ……なんと声をかけていいのか、わかりませんでした。
……せめて、私が先に……目の前に身体を動かしていれば。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ツクヨさん。急ごう」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……はい。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「これ以上犠牲を出さないためにも、ツクヨさんや私のためにも」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……二人で一緒に、絶対に……生きて帰るために。」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……そうわかっていても、鍵束は今まで感じたことのないような冷たさで、私の手に重くのしかかっていました。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「くまなく探したけど、その鍵以外はなかったから、他の鍵は事務室にあると思う」

[メイン] 神崎蜜柑 : ちらりと死体のほうをもう一度見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…あれ?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………えっと……蜜柑さん……?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「あ、うん。これなんだろう?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 黒いローブを手に持ち、ツクヨに見せる。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「狂信者の人たちが被ってたのに似てるような?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」
「……なるほど……!……うまくやれば、他の人たちにバレずに、紛れ込めるかも……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ああ!言われてみれば!使えそうだね」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ツクヨさんが持っていて」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」
「……わかりました。……でも、約束は……忘れないでください。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫。忘れてないよ」
コクリと頷く。

[メイン] 大野 ツクヨ : にこり。
「…………そうなった時は……私の後ろから、離れないで、くださいね。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「そのつもり。ツクヨさん、大きくて安心できるから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ふふっ」
大きい、なんて言われて……こんなに嬉しくなれるのは、初めてです。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……では、ふたたび……和室のドアを慎重に開き、階段の方へと……

[メイン] GM : <幸運>どうぞ

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 43 > 成功

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 50 → 60

[メイン] GM : 階段の下には誰もいないようですね

[メイン] 大野 ツクヨ : (……。……話では、徘徊している者もいるはずですが……儀式に何かあったのか……)

[メイン] 大野 ツクヨ : ……とにかく、キーを回収して……急がなければ。

[メイン] GM : ・事務室
中では大柄な職員が倒れている。体は不自然に焼け焦げ、眼球は白目を向いて苦痛に叫ぶ様を示している。SANc(1/1d3)

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d100<=75 SANc (1D100<=75) > 3 > 成功

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!!?」

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=53 SAN (1D100<=53) > 99 > 致命的失敗

[メイン] 大野 ツクヨ : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] system : [ 大野 ツクヨ ] SAN : 53 → 50

[メイン] system : [ 神崎蜜柑 ] SAN : 75 → 74

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…っ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 死体よりも、ツクヨの方に目を向ける。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「顔色悪いけど、大丈夫?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………」

[メイン] 大野 ツクヨ : 優しい蜜柑さんよりも、その恐ろしい形相から目が離せませんでした。

[メイン] GM : 中には印刷機や「マスターキー」などを並べた鍵がある。和室2、体育館、事務室の鍵は無い。また、ブレーカーがある。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさん。あまり思い詰めないで」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさんのせいじゃないんだから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい…………わかってます、はい」

[メイン] 大野 ツクヨ : 手がわなわなと震えているのがわかります。
…………止められません。当たり前です、死体なんて人生で初めてで、それを日に何度も──

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの震える手を、ぎゅっと握る。

[メイン] 大野 ツクヨ : ────あ。

[メイン] 大野 ツクヨ : はっ…………と、今の生に引き戻されるような感覚。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…安心するでしょ?」

[メイン] 大野 ツクヨ : …………時間をかけて、視線を蜜柑さんの方に移します。

[メイン] 大野 ツクヨ : そして……こくん、と。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの方を見上げ、瞳をじっと見つめる。

[メイン] 神崎蜜柑 : その様子を見て、同じようにこくん、とうなずく。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………ありがとう、ございます。」
すぅ、すぅ……と、徐々に落ち着いた呼吸を取り戻します。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………とても、温かくて……安心、します。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ツクヨさんが私にそうやってくれたから」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「だから、お返しできたのなら、嬉しいよ」

[メイン] 大野 ツクヨ : ただ……こくりこくり、頷きます。
「…………最高の、お返し……です。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 空いた手を伸ばし、掛けられたマスターキーをしっかりと握り込みます。

[メイン] 神崎蜜柑 : その様子を見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 「行こっか」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「はい。」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨと手を繋いだまま、もう片方の手で事務室のドアに手をかける。

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d100<=75 幸運 (1D100<=75) > 33 > 成功

[メイン] 神崎蜜柑 : そのままガチャリとドアを開け、その先に誰もいないことを確認する。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫。誰もいないよ」
ツクヨの方に振り向いて

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「急ごう!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……はい!」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……う。
………そんなに優しくされたら、私が返す分が溢れてしまうじゃない……ですか。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの手を引き、階段の方へ向かう。

[メイン] 神崎蜜柑 : そのまま階段を上がり、和室2の前まで行く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」
「……それじゃ、行きますよ。」

[メイン] 神崎蜜柑 : コクリと頷く。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……では、マスターキーを使い……和室2のドアを開きます!

[メイン] GM : ・和室2
作りは和室1と同じだが、棚にはたくさんの本やノートが置かれていて、バッグが無造作に置かれている。

[メイン] 大野 ツクヨ : (……ここなら、召喚を防ぐためのヒントが、何か……!)

[メイン] 大野 ツクヨ : 部屋に無造作に散らばった本やノートを確認しましょう!

[メイン] GM : 「儀式についての情報」を見つけます

[メイン] GM : ・儀式について:
生贄の血と魔力のこもったナイフで魔法陣を描き、秋の夜、以下の呪文を3度唱える。また、炎を動かしながら呪文を唱える必要がある。
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐあ ほまるはうと うがあ ぐああ なふる たぐん! いあ! くとぅぐあ!」
また、時間をかけすぎるとカグツチ様は怒り、召喚者達を燃やし尽くしてしまう。その場合、自らの魔力を捧げた物を炎に投げ込むことで神の怒りを鎮めることができる。
<魔力の付与>自らの血を付与したい物に塗り、1POWと1d10SANを払うことで、任意の自分のMP、または他の物から移したMPを込めることができる。

[メイン] 神崎蜜柑 : バッグの中を漁る。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…これは、ナイフ?」
一本のナイフを取り出す。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……あ……」
ずきん、と刺し傷が少し痛みます。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……おそらく、血を集める……ために……」
儀式について書かれたノートを蜜柑さんに見せます。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…!大丈夫?」
ツクヨの側に駆け寄る。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…ん」
ノートを見せられたので、先にそっちを確認する。

[メイン] 大野 ツクヨ : 軽く頷く。
……この後を生き残るなら、このくらいで……痛がっていられない、ですもんね。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「魔力を捧げた物を炎に投げ込むことで神の怒りを鎮めることができる…」

[メイン] 神崎蜜柑 : チラリと手に持つナイフを見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 「このナイフに<魔力の付与>を使えば、止められるのかな?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさんも同じ考え…なんだよね?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……えっと……はい。……おそらくは……」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………危険な橋になると思いますが」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…でも、他に方法がないなら」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「じゃあ、やるね」

[メイン] 神崎蜜柑 : ナイフを指に当て、ゆっくりと引く。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「………っ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」

[メイン] system : [ 神崎蜜柑 ] HP : 4 → 1

[メイン] 神崎蜜柑 : 大丈夫、とツクヨに目配せして

[メイン] 神崎蜜柑 : <魔力の付与>

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ 神崎蜜柑 ] SAN : 74 → 73

[メイン] 神崎蜜柑 : MPを14込める。

[メイン] system : [ 神崎蜜柑 ] MP : 15 → 1

[メイン] GM : 魔力を込めた瞬間、ナイフがうっすらと輝く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「!」
蜜柑さんとナイフを交互に見つめます。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨにコクリと頷いて

[メイン] 神崎蜜柑 : 「これで、大丈夫だと思う」
そのままナイフを手渡そうとする。

[メイン] 大野 ツクヨ : それに頷き、ナイフを受け取ります。
「……はい。……今度は、私が」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「多分私の分だけで足りると思うけど、いいの?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 頷いて。
「……私が……こうしたい、んです。……蜜柑さんが私を助けてくれるように……私も、蜜柑さんの役に立っていたいから」

[メイン] 大野 ツクヨ : そう言って、指の上にナイフを滑らせる。

[メイン] 大野 ツクヨ : 1d3 (1D3) > 2

[メイン] system : [ 大野 ツクヨ ] HP : 6 → 4

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………っ……」

[メイン] 神崎蜜柑 : その様子を見て

[メイン] 神崎蜜柑 : 1d100<=60 応急手当 (1D100<=60) > 70 > 失敗

[メイン] 神崎蜜柑 : 自分も指を怪我しているので上手く治療できない。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ご、ごめん」

[メイン] 神崎蜜柑 : 焦るせいで余計にメチャクチャになっていく。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……大丈夫です、と目配せ。
蜜柑さんにばかり、心配かけていられませんから……ね?

[メイン] 神崎蜜柑 : 結局不格好に包帯を巻いただけ。

[メイン] 神崎蜜柑 : ん。とうなずき、見守る。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……でも、その不恰好さが……なんだか、とても懐かしくて。
……まるで、生き物のように……蜜柑さんの指が、包んでくれているようで。

[メイン] 大野 ツクヨ : <魔力の付与>

[メイン] 大野 ツクヨ : 1d10 (1D10) > 9

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ

[メイン] system : [ 大野 ツクヨ ] SAN : 50 → 41

[メイン] 大野 ツクヨ : ……………………

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=50 (1D100<=50) > 88 > 失敗

[メイン] 大野 ツクヨ : ……ふらり、意識を持っていかれそうになる。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨがふらつくのを見て、倒れないように受け止める。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………。」

[メイン] 大野 ツクヨ : 預けた体……全身で、体温を感じます。
大きな体で……まるで、小さな子供のように。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「気をしっかり。約束、思い出して!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………はい。……忘れていませんよ」
名残惜しそうにゆっくりと体を持ち上げ

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ありがとう、ございます。……行きましょうか、約束を叶えに」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うん!」
立ち上がって、ツクヨに手を差し出す。

[メイン] 大野 ツクヨ : その手をしっかりと握って。

[メイン] 大野 ツクヨ : 扉を開ける。
物語の結末を、見届けに。

[メイン] 大野 ツクヨ :

[雑談] system : [ 大野 ツクヨ ] MP : 2 → 1

[メイン] system : [ 時間 ] 現在時刻 : 70 → 180

[メイン] GM : ブレーカーを落としたツクヨと蜜柑は体育館へ向かう。

[メイン] GM : 体育館には松明を持った女と三人の狂信者がおり、暗闇の中でも女は気にすることもなく詠唱をしている。

[メイン] 狂信者 : 「なんだ(^^)!?なんだ(^^)!?」

[メイン] 狂信者 : 真っ暗闇の中、慌てふためいている。

[メイン] 大野 ツクヨ : ふふっ……仕返しです……!
では……景気付けにサブマシンガンを……!

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 大野 ツクヨ : ccb<=75 サブマシンガン (1D100<=75) > 30 > 成功

[メイン] 大野 ツクヨ : 「これが……忍者の力……!」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「ふんぐるい むぐるうなふ…」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「…!」
マシンガンの音に詠唱をやめる。

[メイン] 龍宮寺未音 : 「なんだ?騒々しい」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……騒々しいのは、どちらでしょうか……!!」
マシンガンを引き続き闇の中で構えます……!

[メイン] 龍宮寺未音 : 「…どうやら、招待してないものが紛れ込んでるようだ」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「お前たち、仕事をしな!」

[メイン] 狂信者 : 「しかし、未音様!こう暗くては…」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「チッ…使えない」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「だったら僕の前に来て僕を守るんだね」

[メイン] 狂信者 : 「わかりました」
未音の前に立ち、壁になる。

[メイン] 龍宮寺未音 : 「くとぅぐあ ほまるはうと…」
詠唱を再開する。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「くっ……これでは……!」

[メイン] GM : ツクヨは女の腰にぶら下がるナイフが目に入ります。

[メイン] 大野 ツクヨ : …………!かかった……!

[メイン] 大野 ツクヨ : 声やマシンガンの音、そして……この大きな体躯は、こちらに注意を逸らすためのブラフ……!
無論、本命は……っ!

[メイン] 大野 ツクヨ : (今、です……っ!)

[メイン] 神崎蜜柑 : (…!本当だ。ツクヨさんが言っていたとおりになってる。あとは作戦通りに…)

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨにうなずき、女の背後に回る。

[メイン] 龍宮寺未音 : 「うがあ ぐああ…」
その様子に気づくことなく、詠唱を続けている。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!!…………うああぁぁ……っ!」
マシンガンを構えたまま、狂信者の壁に向かって突撃します……!

[メイン] 狂信者 : 「…!」
足音からツクヨの位置を捕捉する。

[メイン] 神崎蜜柑 : (…今だ!)

[メイン] 神崎蜜柑 : 女の腰から、ナイフを奪い取る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「っ…!」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「…!?誰だこいつは!?」

[メイン] 龍宮寺未音 : 「そのナイフを返しな!」

[メイン] 龍宮寺未音 : 蜜柑に手を伸ばす。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ッ!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 女の手をかいくぐり、ツクヨの方へ走る。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさん!逃げて!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「はい……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : サブマシンガンを乱射させながら、ひたすら敵から離れます!

[メイン] 狂信者 : 弾がかすめても臆することなくツクヨと蜜柑を追いかける。

[メイン] 龍宮寺未音 : 「ナイフを、ナイフを取り戻せ!」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………っ……!絶ッ対に……渡しません……!」
「私たちは、絶対に生き延びるって約束したんですから……!自分から死のうとする人に、屈して……なるもの、ですか……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…うん!」
いつの間にかツクヨに追いついている。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさん!」
手を伸ばす。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……!」
「蜜柑さん……っ!」

[メイン] 大野 ツクヨ : しっかりと、手を握り込む。……一緒でいられるように。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの手を強く握り、そのまま玄関まで走る。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……そのまま二人で玄関のドアに突撃して破ります……!

[メイン] GM : 2人が玄関を破ると、夜明けの空が広がっています。

[メイン] GM : そのままツクヨは蜜柑に連れられ、一緒に交番に向かい、公民館であったことを話します。

[メイン] GM : すぐに警察が動き、教祖の女と狂信者は大量殺人犯とその首謀者として逮捕されました。

[メイン] GM : 事情聴取を終えたツクヨは腹部の怪我の治療のため救急車に乗せられて病院へ。

[メイン] GM : 蜜柑も軽傷でしたが検査も兼ねてツクヨと一緒に病院へ向かうことになりました。

[メイン] GM : こうして悪夢のような出来事は、幕を閉じることになります。

[メイン] 大野 ツクヨ :

[メイン] 大野 ツクヨ : ──行き交う雑踏の中、揺れるみかんのキーホルダーが目に止まって。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……すみ、ませんっ……!……少し、迷って、しまって……」
息を切らしながら、その中でも一際目立つ背丈の少女が声を掛ける。

[メイン] 神崎蜜柑 : 声の方を振り向き、慣れたように視線を合わせる。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「大丈夫だよ。私も今来たところだから」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「それなら、よかった……です。……私、見てみたかったところ……たくさん、ありますから……!」

[メイン] 大野 ツクヨ : この間の観光が駄目になったので、退院祝いに今度は市内の案内をお願いした……のですが。……もしかして、厚かましかったりする……でしょうか。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「うんとね、こっちが~でね。向こうが…」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの気持ちを知ってかしらでか、楽しそうに各地を案内している。

[メイン] 大野 ツクヨ : わくわくとしながら、あちらこちらに視線を移します。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ツクヨさんは他に行ってみたい場所とかある?」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「リクエストがあるなら案内できるよ」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……ありがとうございます。……やっぱり、蜜柑さんにお願いして正解でした」
笑顔で地図を広げます。

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨさん、あんなことがあったから、気持ちが沈んでないか心配だったけど、この笑顔を見る限りでは大丈夫そうで良かった。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……えっと、そうですね……まず、お昼と……このあたりに、限定グッズが売ってある商店街があるって……あと、部長にお土産も……」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「ふむふむ」

[メイン] 神崎蜜柑 : そんなお店あったんだ。初耳かも。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「それから…………あ」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……話に夢中で、目の前の段差がひとつないことに気づいたのは……すぐ後になってからで。
刹那、大きな体が、宙に浮いて──

[メイン] 神崎蜜柑 : 「どうかしたの…って」

[メイン] 神崎蜜柑 : すぐさま手を伸ばし、ツクヨの手を取り、転ばないように…。

[メイン] 神崎蜜柑 : したかったけど、体格差もあって、でも頑張って踏ん張る。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「ふぁ……っ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「とっとっと…」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……あわてて体制を取り直し、なんとか踏ん張れます。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「あっ、ありが……ご、ごめんなさい……!」

[メイン] 神崎蜜柑 : そのおかげか、なんとか転ばずにすむ。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「不慣れな場所だから仕方ないよ」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「だから謝る必要もないから」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「私もツクヨさんも怪我もしてないしね」

[メイン] 大野 ツクヨ : こくこくと、言われるがままに頷く。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……はい。…………確かに、私にとっては初めての場所ですし……もう一度、病院に戻ることになっても……その、困りますしね……」
「──なので」

[メイン] 大野 ツクヨ : 少し恥ずかしそうにしながら。

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………もう少しだけ、手……握っていても、いいでしょうか。」

[メイン] 神崎蜜柑 : 「…それじゃあ私からも、ひとついいかな?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 「……?」

[メイン] 大野 ツクヨ : 目をぱちぱちとさせて、言葉を待つ。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「もう少しなんて言わずに、気が済むまでこのまま手を繋いでいてもいいかな…なんて」
少し恥ずかしそうにしながら

[メイン] 大野 ツクヨ : 「…………!」

[メイン] 大野 ツクヨ : ……その返事に代えるように、ぎゅう……と強く握った手を楽しげに引っ張りながら前へ前へと進みます。

[メイン] 神崎蜜柑 : その強く握られた手に温かさを感じながら、遅れないように歩幅を合わせて歩き出す。

[メイン] 大野 ツクヨ :

[メイン] 大野 ツクヨ : ……手を離さないでくださいね。
これからも、ずっと一緒に生きていきたいから。

[メイン] 大野 ツクヨ : ……目を離さないでくださいね。
"私たちのための物語"は、まだ始まったばかりですから。

[メイン] 大野 ツクヨ :

[メイン] 大野 ツクヨ :

[メイン] 神崎蜜柑 : 歩きながら、ぼそりと言葉を漏らす。

[メイン] 神崎蜜柑 : 「約束、守ってくれてありがとう」

[メイン] 神崎蜜柑 : ツクヨの顔を見上げながら、初めて笑顔を見せた。

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「私のための物語」

[メイン] GM : ツクヨED「私たちのための物語」

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 大野 ツクヨ : えっと、その……!宴、です…………!!!!

[メイン] 大野 ツクヨ : …………あの、そうですね……ええと……お疲れ様でした……!
長引かせてしまってすみません……!(Thanks.)

[メイン] GM : 私は大丈夫です
ツクヨに楽しんでもらえたのならそれだけで十分ですから

[メイン] 大野 ツクヨ : せ、聖者でしょうか……!?

[メイン] GM : タイマンですからね
ちゃんと道筋説明できずにグダらせて申し訳なかったです

[メイン] 大野 ツクヨ : GMさんなら……いいです……
タイマンだと……シナリオで迷った時の相談相手が……GMさんしか……!

[メイン] GM : それはそう
私ももっと色々ぶっちゃければ良かったです